毛虫が大量発生した思い出

毛虫が大量発生した思い出

もう20年以上も昔の話になりますが
当時勤めていた会社で、毛虫が大量発生したことがありました。
その会社は、広い敷地内に桜がたくさん植えられていて
春は、職場のどの窓からも満開の桜が見えました。
幻想的な桜吹雪を眺めながら仕事ができるのが嬉しくて
桜の季節は大好きでした。
ただ、桜の木は害虫が発生しやすいため
花が終わった後は害虫が発生しないように
業者が薬剤を散布することになっていました。

 

その年は、生態系に何らかの異常があったのか
原因はよくわかりませんが
薬剤を散布するよりもかなり早い時期から毛虫が発生し始めました。
その量は尋常ではなく、葉を食べつくした毛虫が地面に落ちて
地面は足の踏み場もないほどです。
一歩歩くごとに毛虫を踏んでしまう状況で
サンダルを履いて出社することすらできませんでした。
社屋内にも毛虫の大群がどんどん侵入し
仕事をしている足元を毛虫が這っていきます。
あまりの量に、男性社員が箒で毛虫を掃くのですが
ごみ袋いっぱいに詰まった毛虫を「ほら♪」と見せられた時には
気を失いそうになりました。

 

翌年からは早めに対策がされたせいか
以後、そこまでの異常発生はありませんでしたが
あの異常な光景は、脳裏に焼き付いて離れず
今でもたまに夢でうなされることがあります。